ロクトリポート

ロクトの庭だより ~ハマヒサカキ~

2018.12.09 14:09:36

12月に入って館庭の木々も葉っぱを落とし始め、少しずつ冬を感じるようになってきました。
そんな中、正門横にあるハマヒサカキがひっそりと花を咲かせ、実をつけています。

ハマヒサカキは「ハマ 浜」とつくようにもともと海岸近くに生えている木です。冬になっても葉っぱを落とさない常緑の木で、乾燥などに強いため庭木や街路樹として植えられています。

緑の葉っぱが目立ちますが、よく見ると下向きの小さな白い花がたくさん咲いています。とてもかわいらしい花なのですが、においはガス臭いような独特のにおいがします。
実は徐々に色が変わっていき、黒っぽく熟します。

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正門のすぐ横に生えているので来館した際にはぜひ注目して、においも嗅いでみてください。

インタープリターチーム K

 

農と食の体験塾2018「大豆編」第8回レポート

2018.11.16 16:13:23

旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。
8月も後半に入った第8回では、除草・土寄せ作業と大豆の生育状況の観察を行いました。
去年とは違う圃場を使っているため、肥料の効果が予想とは違ったり、前回の作業日より後に通り過ぎて行った大型台風の影響で大豆がダメージを受けていたり、見えない・予測できないものの影響を大きく受ける農業の大変さを感じた回でした。

以下、記録係の嶋川さんのレポートです。

【第8回 除草・土寄せ作業、生育状況観察・解説】
日時 :2018年8月21日 午前9時~10時
場所 :東大生態調和農学機構 圃場にて
内容 :主に除草作業、土寄せ作業、生育状況観察・解説
講師 :手島さん(東大生態調和農学機構) 他
参加者:約20名

◇前回から3週間程経過。背丈はほぼ変わらずに水平方向に成長し、多くの品種がびっしりと実を付けています。台風による強風の影響なのか、横倒しのまま成長した株も散見されます。
1圃場脇

◆除草作業
・畝間がわからないほどに成長して、雑草の生える余地もない無いほどなので、短時間で作業は終了。
2除草作業

◆土寄せ
・根本の土を寄せて直立させようと試みますが、倒れた株のクセはかなり強く土寄せだけでは困難です。(急遽、8/28に有志作業で竹等の補助杭を倒れの著しい株に施す事となりました。)
・ぶり返した暑さの中、1時間弱で作業終了です。

◆生態観察(大豆編)
・他の圃場の大豆と比べ葉や茎の育ち過ぎの感がありました。前作による肥料分が残っており窒素過多が原因では?と、圃場が変わったときは土壌分析と追肥の要否が必要なのではとの意見もありました。

・早生の「東京八重成」は他品種と比べ身長は低いですが、びっしりと実(枝豆)を付けています。
・「比丘尼」は名前の通りに“うぶ毛”が極端に少ない「尼」さんです。(←食べ易いそうです!?)
3枝豆1

東京八重成

4枝豆2
比丘尼(さやにあまり毛が生えていません)

◆生態観察(害虫編)
・“カメムシ”が発生しているようです。茶色のカメムシを私は想像していましたが、体全体が緑色で、葉っぱの中で目立たちません。
手島さんが試しに近くの莢を開いてみると、吸汁されて中に実が有りません。(ヤラレタ!)
5カメムシ1
7食害枝豆

・葉を食べる(?)黄金虫も闊歩しているようです。(どちらの害虫も意外と綺麗です(^_^;)
6マメコガネ

・東大・手島さんが適時、農薬散布をしてくれているのですがなかなか手強いようです。

◇次回:1週後の8/28に有志による土寄せ作業(補助杭設置)の予定です。

農と食の体験塾 大豆編 第7回レポート

2018.11.16 15:45:57

旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。
7月31日(月)に行った第7回では、大豆の開花や害虫の発生の状況確認と、草むしり・土寄せの作業を行いました。

以下、記録係の嶋川さんのレポートです。

【第7回 除草作業】
日時 :2018年7月31日 午前9時~10時
場所 :東大生態調和農学機構 圃場にて
内容 :除草作業
講師 :手島さん(東大生態調和農学機構) 他
参加者:約20名

◇前回から3週間経過して背丈は60㎝程になりました。水平方向にも成長した枝葉をかき分けないと畝間の土が見えないほどです。
多くの品種が花を咲かせているようです。上からは葉に隠れて良く見えませんが、紫色の小さな花が可憐です。(晩生なのか、未だ咲いていない品種もあります。)
1大豆花

茎に密生した白い産毛が枝豆を連想させます。(試食楽しみだな~。)
でも、虫に喰われた葉も目立ちますね。(カメムシかな~?)

◆除草作業
・まずは、 大豆よりも高く成長した雑草(アオゲイトウ)を根から引き抜きます。簡単に抜ける物もあれば、全体重をかけて引き抜かないとダメな強敵も居ました。
・次に、大豆に近い背丈の一見解り難い、株間に潜んでいる雑草類を腰をかがめて抜き取りバケツに入れながら畦を進みます。
2除草アオゲイトウ

       ↑これがアオゲイトウです

◆土寄せ
・台風一過の後でもあり、強風が通りぬけた跡なのか、もともと斜めに成長したのか定かでは有りませんが、横倒しになった株が1割弱ほど有りました。
・根本を出来るだけ垂直に起しながら周囲の土を寄せて自立させます。(傾きが極端に酷いものは、ポールを立てて補助した方が良いとも感じましたが、大豆君の自立に期待です。)

3休憩中
・酷暑の中、10~20分毎に木陰で休憩を採りながらの作業です。それでも大勢での共同作業で一時間程で終了。
※塾生の作業には無いけれど、東大の手島さんたちが私たちの目に見えないところで害虫駆除剤散布などに手をかけてくれていることに感謝です。(農業は気まぐれな気候や害虫やらを含めた自然相手に大変です。)それでも、収穫が楽しみです。

4畑全景

◇次回:3週後の8/21に有志による除草作業の予定です。

 

貝の世界~もっとのぞいてみないカイ?~

2018.11.01 16:58:01
テーマ:自然の部屋  

10月1日(月)~10月14日(日)まで自然の部屋のしぜんラボで「巻いてる・とじてる・くっついてる 殻から貝の秘密を探ろう」の教室を開催しました。

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今回の教室では巻貝を切って、普段見ることの出来ない貝殻の断面を見られる展示をしました。外側からは想像できない貝殻の内側の構造には、小さいお子さんから大人の方まで驚きの声が上がっていました。

ホシダカラ   イトマキボラ
さて、みなさんは海に行ったときに貝を拾ったことはありますか?
色や模様の綺麗な貝を拾ったのに、持ち帰ってみたら白っぽくなっていたなんて経験もあるかもしれません。
海で拾った貝殻の表面には石灰質の付着物などがついていて、濡れていた時には綺麗な色が見えていたのに、乾燥すると白っぽくなってしまうことがあります。

濡れてるサザエ   乾いてるサザエ      
このような貝殻の自然な色味を簡単に取り戻す方法があります。
使うのは100円ショップなどでも購入できるワイヤーブラシです。

道具
・ワイヤーブラシ ・歯ブラシ 
・軍手 ・保護メガネ ・マスク

貝殻をワイヤーブラシで擦っていくと、どんどん白い粉が出てきます。
時々歯ブラシで出てきた粉を払いながら、粉が出なくなるまでワイヤーブラシをかけると貝殻の色や模様が見えるようになりました。

半磨きサザエ   サザエの模様
サザエの殻は頑丈でワイヤーブラシをかけても傷つかずに磨けました。
他の貝殻も同様にブラシで磨けますが、貝の種類や状態(摩耗具合)によっては傷つくこともあるので、最初は優しく傷がつかないか確認しながら磨いてください。
インテリアとして貝殻の色や模様を見て楽しみたい方は、ぜひ挑戦してみてくださいね!

注意:ブラシをかけると白い粉が舞いますので、室外でやることをお勧めします。
素手でやると下の写真くらい手が白くなり、ワイヤーも硬くて当たると危ないので、作業するときには軍手をして、終わったら服もよくはたいて粉を落としてね!

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研究・交流グループ T

館庭昆虫調査 ~第7回~

2018.10.25 17:28:19

科学館の庭の雑木林リニューアルに伴い、昨年度から雑木林再生エリアの昆虫調査を始めました。
草地の環境から林になっていく過程での昆虫の変化を季節ごとに調べていきます。

今回は通算7回目、秋の昆虫調査を10月24日に行いました。
この日は朝に雨がパラついていましたが、調査開始時には日が差して暖かい中での調査となりました。暖かくなったので、チョウなど思ったよりも多くの昆虫が見られました。

①ナミテントウ
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②ヨツボシテントウダマシの集団
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③クモヘリカメムシ                
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④ヨモギハムシ
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⑤ツチバチの仲間
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⑥オオスズメバチのオス(オス蜂は針がないので持っても刺されません。)
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秋は、オオスズメバチのオス蜂のようにこの時期にしか見られない昆虫や、越冬の様子もみられます。
ひなたぼっこをしている昆虫を探すのも楽しいです。ぜひ秋ならではの昆虫観察をしてみてください。

※昆虫採集は調査の為に行っています。
一般の方による昆虫採集および通路外への立ち入りはご遠慮いただいております。ご了承ください。

インタープリターチーム K


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