旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。7月9日(火)は、有志での草かき(草とり)を行いました。
受講生の伊藤さんによるレポートです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、6月18日に種を蒔いた、早生の品種の圃場の草取りです。
有志で行う作業でしたが、なんと22名もの塾生が集まりました。
技術職員の石塚さんからオリエンテーション。
畝の間は「草かきホー」という農機具を使って雑草を刈り取ります。
株の間は、ホーを使うと茎に当たって傷つける恐れがあるので、手で取り除きます。
そして、なぜ草取りが必要なのか?についても説明がありました。
・作物よりも雑草の方が大きくなってしまうと、日当たり、風通しが悪くなって、生育に支障が出る。
・雑草がはびこると、雑菌が繁殖する恐れがある。
・雑草が生えることで養分の取り合いになる。雑草が大きくなってから抜くと、雑草と一緒に養分が抜けてしまうので、なるべく小さいうちに取り除くのが良い。
ということでした。
作業は30分ほどで終了。
草取り前と後では見違えるようにすっきりしました!
さっそく葉っぱを食べられてしまった物もありました。
まだ茎はしっかりしていて、新しい芽も出ていたので、大豆の生命力を信じて見守ります。
7月2日に蒔いた(播種から7日)晩生品種の圃場も、不織布を外して覗いてみました。
かわいらしいですね~!
来週あたりには不織布がとれるのでしょうか。
作業が終わったら、農機具の後片付け。
人数が多いと何でもはかどります!
今回の作業は全部含めて1時間ちょっとで終了。
お菓子屋さんをやっていらっしゃる塾生の菊池さんから、大豆粉で作ったクッキーの差し入れをいただきました~!(香ばしくておいしい♪)
来週も有志で草取りを行います。