ロクトリポート

農と食の体験塾2019 大豆編レポート~草かき

旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。7月9日(火)は、有志での草かき(草とり)を行いました。

受講生の伊藤さんによるレポートです。

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今回は、6月18日に種を蒔いた、早生の品種の圃場の草取りです。
有志で行う作業でしたが、なんと22名もの塾生が集まりました。

技術職員の石塚さんからオリエンテーション。

畝の間は「草かきホー」という農機具を使って雑草を刈り取ります。
株の間は、ホーを使うと茎に当たって傷つける恐れがあるので、手で取り除きます。

そして、なぜ草取りが必要なのか?についても説明がありました。
・作物よりも雑草の方が大きくなってしまうと、日当たり、風通しが悪くなって、生育に支障が出る。
・雑草がはびこると、雑菌が繁殖する恐れがある。
・雑草が生えることで養分の取り合いになる。雑草が大きくなってから抜くと、雑草と一緒に養分が抜けてしまうので、なるべく小さいうちに取り除くのが良い。
ということでした。

それでは、班ごとに分かれて草取り作業開始です!

作業は30分ほどで終了。
草取り前と後では見違えるようにすっきりしました!

さっそく葉っぱを食べられてしまった物もありました。
まだ茎はしっかりしていて、新しい芽も出ていたので、大豆の生命力を信じて見守ります。

7月2日に蒔いた(播種から7日)晩生品種の圃場も、不織布を外して覗いてみました。

かわいらしいですね~!
来週あたりには不織布がとれるのでしょうか。

作業が終わったら、農機具の後片付け。
人数が多いと何でもはかどります!

今回の作業は全部含めて1時間ちょっとで終了。
お菓子屋さんをやっていらっしゃる塾生の菊池さんから、大豆粉で作ったクッキーの差し入れをいただきました~!(香ばしくておいしい♪)

来週も有志で草取りを行います。

最後に、早生・中生の6品種の写真も載せておきますね!
(6月18日播種。21日後)