エサづくり再び
<2020年6月13日 孵化33日目>
驚くほどのスピードで孵化・成長するので
あっという間にエサが少なくなったので作りました。
写真だと分かりづらいですが、いつもの2倍の量で作りました。
「まぶし」というらしい・・・
カイコがまゆをつくりやすいように使う道具は「まぶし」という名前がついているそうです。
エサを入れている飼育ケースの中にもトイレットペーパーの芯のまぶしは入れてありますが、もうそろそろまゆをつくりそうな個体を見つけては、本格的なまぶしに移して様子を見ています。
<2020年6月14日 孵化34日目>
▼今日(14日)のまぶしの様子です。上の方にまゆをつくり始めているカイコが見えますか?
ちなみに、一応、まぶしの下にはエサを置きました。
一度はまぶしの上をウロウロしてみたけど、やっぱりまだエサが食べたくなったカイコが降りてきて食べていました。
ふせんが大事
上の写真をみて、まゆの枠にふせんが貼ってあったのに気づきましたか?
ふせんにはカイコが糸を吐きはじめた日付を記録しています。
カイコの幼虫がまゆをつくってから約12日で成虫になり、まゆから出てくると、
糸が途中で切れてしまい、糸を巻けなくなくなってしまうそうです。
今回は成長段階が大きく違うので、糸を吐きだしてから8~10日をめどに、まゆのなかで完全に蛹化してから冷凍しようと思っています。
蛹化しているのか確かめるには、まゆを振ってみて「カタカタ」としたら良いそうです。
どのまゆが何日目なのかを知ることが大事なのでふせんをつけています。
えっ?こんなところで?
エサを入れている飼育ケースの中にトイレットペーパーの芯を入れていたのですが、なぜか、下に敷いていたラップがめくりあがっている隅でまゆをつくり始めているカイコがいました。
糞もからまってしまっているし、ちょっと心配ですが、
このまま様子を見るしかできません。
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カイコ はじめての飼育観察日記 シリーズをもっと読みたい方はこちら
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