梅雨入りし、天候が不安定な日が続いています。
今回は館庭に生えている「実が注目されているけれど、花はあまり意識されていない樹木の花」を紹介します。
まず紹介するのはムラサキシキブ。竹藪の中に生えています。秋に実る紫色の実が注目されますが、小さいけれど紫色の可憐な花が咲きます。
次にナンテン。こちらも秋に実る赤い実が目立ちます。花は小さな白い花がたくさん集まって円錐状に咲きます。花びらはすぐに散ってしまいますが、よく見るとこちらもかわいらしい花が咲いています。
最後にセンリョウ。お正月に赤い実が縁起物として飾られることで知られていますが、花はとても地味で変わっています。花びらなどはなく、めしべにおしべがくっついているだけの小さな花がたくさん集まって咲きます。
今回紹介したのは今の時期に花が咲いてるものばかりです。花の後どんなふうに実がなるのか、意識して観察するのも楽しいです。
インタープリターチーム K