ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編2022【有志で草むしりの作業】

農と食の体験塾 大豆編2022、8月16日に塾生の有志による除草作業(草むしり)を行いました。
今回は塾生のMさんからの報告です。

7月26日に予定していた除草作業が雨で流れ、久しぶりの大豆圃場(ほじょう)。
大豆の葉は病気や虫食いもあまり見られず、きれいに育っていました。機構の技術職員さんの日頃の手入れに感謝です。

早生(わせ)の在来大豆にはしっかり鞘(さや)もついていて、枝豆の試食が楽しみです。

ここからはMさんがとってくださった写真をスタッフの補足付きで紹介します。
育った大豆の鞘を開けてみると、豆の育ち具合はこのくらい。

ただし、カメムシがついてしまった鞘を見ると、豆がほとんど育っていません。

この日に見られた大豆の天敵は、カメムシとコガネムシ。カメムシは豆に口を刺してその中身を吸ってしまいます。コガネムシは葉を食べるので、たくさん発生すると今後の豆の育ち具合に影響が出てしまいます。


できるだけ農薬は使わないにこしたことはないのですが、大豆の収量が少しでも上がるよう、技術職員さんが虫対策の薬をまいてくださいます。

除草作業とは草むしりのことです。大豆の葉が順調に茂っているのでそれほど多くはありませんでしたが、15人ほどの有志の塾生で30分ほどかかって根元の雑草を取り除きました。


思いのほか作業が早くに終わったので、技術職員さんが育てているニンジンの畑の草むしりもお手伝い。芽吹いて間もないニンジンの芽を抜いてしまわないよう、注意して雑草だけ取り除いていきます。一人では大変な作業ですが、人数が多かったのでこちらも20分程度で終わりました。

次回はいよいよ枝豆の収穫です!