ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編2023 【はじまりました】

2014年から行っている「農と食の体験塾 大豆編」は9年目を迎え、2023年6月13日に始まりました。
今年度も、東大生態調和農学機構(以下、機構)での大豆栽培実習や、機構教授陣による講義(今年度は映像配信を予定)や、大豆に関連した食や文化の専門家による講義、実習を約10ヶ月間通して行っていきます。
以下、実行委員からのレポートです。

今年度第1回目はオリエンテーションと大豆図鑑づくりということで、受講生20名弱が多摩六都科学館に集合しました。

オリエンテーションでは、大豆塾の趣旨や内容の説明の他に、機構の矢守准教授より「東大生態調和農学機構」についてレクチャーをしていただきました。現在、機構ではどのような研究が行われているのかということをわかりやすく説明いただき、受講生も興味津々でした。

続いては、大豆図鑑づくり。
これから畑で栽培する大豆を中心に、東京在来大豆、育成品種といった大豆の属性の他、見た目の特徴や花の色などの情報が入った解説シートをバインダーにセットし、向かい合わせの台紙には実際の大豆を紙面に貼り付けて、情報シートと大豆を見比べられるようになっています。

昨年度の図鑑はB5横版の小さいサイズでしたが、今年からはA4サイズのバインダー形式にバージョンアップ。バインダー形式にすることで講義や実習で学んだことのメモや資料をファイリングできるようにして、1年通してそれぞれの大豆図鑑を育ててもらうことにしました。

大豆図鑑が完成して、2時間半の本日のプログラムは終了です。2週間後には、機構で大豆の種まきを行います!