科学館の庭の雑木林リニューアルに伴い、2017年から雑木林再生エリアの昆虫調査を始めました。草地の環境から林になっていく過程での昆虫の変化を季節ごとに調べていきます。
今回は通算33回目、春の昆虫調査を5月3日に行いました。
前日は激しい雨でしたが、当日は晴れて暖かく、様々な昆虫が見られました。中でもカメムシの仲間や甲虫の仲間が多く見られました。特にテントウムシは卵から成虫までどの状態も観察できました。
上の写真左側のトホシテントウは蛹から羽化したところです。これから暖かくなるにつれ様々な昆虫が活動するので、運がいいと脱皮しているところや、羽化の瞬間にも出会えます。小さい昆虫も多いので、ぜひ意識して昆虫探しをしてみてください。
※昆虫採集は調査の為に行っています。
一般の方による昆虫採集および通路外への立ち入りはご遠慮いただいております。ご了承ください。
インタープリターグループ K