夏の昆虫調査をしたとき、ツマキシャチホコという「ガ」も見つけました。
下の写真は上段下段とも木の枝に見えますが、一方がツマキシャチホコでもう一方は桜の小枝です。どちらが「ガ」かわかりますか?
答えは、上段がツマキシャチホコ。ちょうど成虫2匹がお尻をくっつけている状態です。
枝にそっくりなので、いる場所によってはなかなか気がつきません。
幼虫は科学館にも生えているクヌギやコナラなどの葉っぱを食べます。下の写真左側のような派手な見た目なので毒がありそうですが、無毒です。右側は成虫1匹の状態。脚や目がわかると生きものだとわかります。
意識して探してみると意外と見つかります。ぜひ本物を見つけてみてください。
インタープリターグループ K