2025年11月15日（土）JR青梅線「御嶽駅」から徒歩10分の川原で、小学校低学年向けの野外地学プログラム「はじめての小石観察」を開催しました。
当日は、川原で見られる石のでき方や種類、見分け方を説明したあと、親子で協力しながら石探しに挑戦しました。
観察には、当館オリジナルの「多摩川の小石下敷き」を使用し、見つけた岩石を種類ごとに並べて確認しました。チャート、砂岩、石灰岩は、どの参加者も正しく見分けて採取することができました。
他にも、水晶の標本に触れる体験や、その場で拾ったチャートを使った火打石の実演も行いました。火花が飛ぶ場面では歓声が上がり、とても盛り上がりました。
参加者からは、「たくさん石を見つけられて楽しかった」「石のことをもっと知りたくなった」といった子どもたちの声が寄せられ、また保護者の方からは、「実物を見ながら観察できて、とても分かりやすかった」「子どもは石が大好きだが、自分だけでは説明が難しいので助かった」といった感想がありました。自然の中で楽しく学べるプログラムとなったようです。
今後もさまざまな野外プログラムの開催を予定していますので、ロクトニュースや科学館のホームページをチェックしてください。
※御岳渓谷でのクマ出没情報を受け、スタッフを増員し、全員が「熊スプレー」を携帯するなどの安全対策をとって開催しました。
