電化製品は中身が分からないことも多いですよね。実際どんな仕組みで動いているのか、どんな部品を使っているのか。分解することで、機械の中身について興味を持ってもらえたらいいなと思いました。
今回は体重計を分解してみました。
どのように体重を量っているのでしょうか?
まずは外装。
この体重計は電池を入れても電源が入らなくなってしまったものです。
分解したらその原因もわかるでしょうか。(><)
中の様子。
四本のアームと、表示とスイッチがついた基板があります。
基板は割れていました、これが故障の原因だったのでしょうか。(;△;)配線は、スイッチと電池ホルダーともう1つの場所につながっていました。
基盤からの配線の最後の1つはこれです。
アップにしてみると、
どうやら、配線は金属板につながっているようです。
裏側から金属板を外しました。
この金属板はなんでしょうか?
調べてみると、これが体重をはかるためのセンサーでした。
このセンサーは小さな変形(ゆがみ)を正確にとらえるセンサーで、
体重がかかると、ゆがんで電気信号が変わり、体重を量っているということでした。
その他にもすべて分解すると…
このような部品が使われていました。
部品一つ一つを見てみると、体を乗せるための外枠、電源を入れるためのスイッチ、体重の違いを読み取ることができるセンサー、体重を示す表示にわけることができました。
各部品があることで、はじめて『体重を量る』ということができるのだなと実感しました。
分解をすることで更にしくみを知りたくなりました。色々なものに挑戦したいと思います。
サイエンスチーム すじの