ロクトリポート

今度は秋にやってきた!「47都道府県の石Ⅱ」でもっと『県の石』を見てみよう!

10月8日(土)からスタートした、秋の企画展「47都道府県の石Ⅱ‐もっと『県の石』を見てみよう‐」。
2021年春、新型コロナウイルス感染症拡大防止による臨時休館のため会期が短縮された特別企画展のアンコール展示で、内容をバージョンアップしてこの秋に再び日本全国の「県の石」が集結しました!

このページでは会場の様子と、注目ポイントを少しだけ紹介します!

標本の数がバージョンアップ!
総数70点の「県の石」がロクトに集結!!

2021年春に開催した企画展「47都道府県の石 ‐『県の石』をみてみよう‐」では、岩石・鉱物・化石の内、いずれか1点、総数47点の「県の石」が集まりました。本展では、さらに23点を追加し、総数70点の日本全国の標本が堪能できます。

そもそも「県の石」って何?


2016年に日本地質学会が47都道府県の特徴的な地学標本を選定したものです。都道府県それぞれに岩石、鉱物、化石の3つが選定されていますので、総数141の「県の石」があります。

「県の石」リストはこちら


愛媛県の岩石【エクロジャイト】
地下約40kmの高圧条件でできた岩石で、世界的にも産出の少ない岩石です。
この機会にじっくり観察してみよう!


大きな日本地図が会場に登場!
47都道府県の岩石、鉱物、化石のおよその産地を示した地図です。
『県の石』産地マップが見られるのはロクトだけ!自分の出身地を確認してみよう!


福島県の鉱物【ペグマタイト鉱物】

ひとつひとつの鉱物が大きいのが特徴。雲母や長石がめだちますが他の鉱物も比較的大きいので観察しやすい標本です。さらに展示室5地球の部屋には福島県産のペグマタイト鉱物の大きな正長石も展示しています。地球の部屋の常設展示を見て知識を深めてから企画展会場へ行くのがBestです!

展示室5 地球の部屋では、一部の「県の石」を常設展示しています

■科学館のウェブサイトでは、地学についての動画コンテンツを用意しています!
→おうちでロクト「ちきゅうの部屋」

■ミュージアムショップでは「47都道府県の石 ハンドブック」(税込770円)を販売中!
(2021年春に展示した47点の標本についての解説です)

補完資料をみながら観察するとより知識が広がる!


同時開催!

ミュージアムショップでは化石・鉱物フェア

多摩六都科学館ミュージアムショップでは、「化石・鉱物フェア」を開催中!
世界中の化石や鉱物、琥珀、発掘キットなど300種以上を取り揃えています。
(※フェアは10月8日~2023年1月9日まで)

期間限定!
「六都なおきち」ではコラボメニュー

カフェ六都なおきちでは、企画展コラボメニューを提供します。
提供期間:10/8(土)~11/3(木) ※午後2時から ※休館日をのぞく

・黒米とおしょうゆのパフェ(税込760円)
・大人のショコラータパルフェ (税込880円)

▲画像上:黒豆とおしょうゆのパフェ/画像下:大人のショコラータパルフェ
トッピングの”石”も食べられます!
何で作られているかは、食べてからのお楽しみ!

☆秋の企画展「47都道府県の石Ⅱ‐もっと『県の石』を見てみよう」は11/3(木)まで!
平日も開催中!
※期間中の休館日…10/11(火),17(月),24(月),31(月)