ロクトリポート

館庭昆虫調査 ~第23回~

科学館の庭の雑木林リニューアルに伴い、2017年から雑木林再生エリアの昆虫調査を始めました。
草地の環境から林になっていく過程での昆虫の変化を季節ごとに調べていきます。

今回は通算23回目、秋の昆虫調査を10月26日に行いました。
前日までこの時期としては気温が低かったので、昆虫が活動しているか心配しましたが、当日は晴れてあまり風もない中での実施となりました。
風がなかったためヤマトシジミなどのチョウが飛んでいたり、カメムシや甲虫の仲間なども見つかりました。

写真右下のヨモギハムシはヨモギではなく、同じキク科のフキの葉っぱを食べています。

調査中に日向ぼっこをしているカナヘビもみつけました。

肌寒い日も増えてきましたが、晴れた日は日向ぼっこをしている昆虫だけでなく、色々な生きものが日なたにでてきます。見つけるチャンスなので、ぜひ身近な生きものを探してみてください。

※昆虫採集は調査の為に行っています。
一般の方による昆虫採集および通路外への立ち入りはご遠慮いただいております。ご了承ください。

インタープリターチーム K