暖かくなって虫も活動を開始するこの時期は多くの鳥たちの繁殖期です。
今回は科学館で見られたカワラヒワの様子を紹介します。
カワラヒワはスズメほどの大きさで、「ビィーン」と独特の声で鳴きます。科学館では電線にとまって鳴いているところを見かけます。写真のように尾羽の先が2つに分かれているので、下から見上げてもわかりやすいです。
5月中旬、カワラヒワが看板を縛っているビニールひもをついばんでいました。
落ちそうになりながらも、必死に集めていました。ほぐれて柔らかくなったビニールひもが巣材にピッタリだと思ったようです。
ビニールひもを集めている様子はこちらの「カワラヒワ巣材集め」の動画をご覧ください。
下の写真は昨年6月中旬の様子。親鳥がひなにエサをあげています。親を待っているひなが草むらに隠れたり、ぴょこぴょこ動いている様子も見られました。今年も子育ての様子が見られるかもしれません。
ひなはまだうまく飛べないので、写真のように地面の上にいることがあります。見かけたときは、手を出さずに、そっと離れてあげてください。
インタープリターチーム K