10月19日(日)、小学4年生から大人を対象にした地学野外プログラム「川砂から鉱物発見 ~御岳渓谷の川原で観察しよう~」を開催しました。JR青梅線御嶽駅から徒歩10分ほどの御岳渓谷の川原の砂から、パンニング皿を使って比重の重い鉱物を洗い出しました。
はじめに講師から、上流の地質や水の流れによって鉱物が運ばれてくるしくみについて説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。砂をすくって鉱物を探す作業のやり方の実演を見たあとは、実際に挑戦。初めての体験に少し苦戦しながらも、「難しかったけど楽しかった!」「もっと時間がほしかった!」といった声が多く寄せられました。砂金を見つけた参加者もいました。多摩川の川砂には、金、ガーネット、ペリドットなどの宝石として使われる鉱物が含まれています。金以外の鉱物はその場では見分けられないので、後で乾かして顕微鏡を使って観察します。
春と秋に行っている、自然の中で楽しく学べる人気のプログラムです。今後も継続して開催予定ですので、ロクトニュースや科学館のホームページをぜひチェックしてください。
※御岳渓谷でのクマ出没情報を受け、実施当日はスタッフを増員し、全員が熊スプレーを携帯するなどの安全対策をとって開催しました。














