ロクトリポート

金星と木星が大接近!

日没後の西の空で、一番星・金星と二番星・木星が並んで輝いています。
最も近づいて見えるのは7月1日。
満月一つ分の大きさ中に二つの星が入ってしまうほどの大接近です。
7月1日を過ぎると2つの星は少しずつ離れていきますが、
7月中旬ごろまでは並んで輝く様子を見ることができます。

現在の金星は-4.4等級(1等星の100倍以上)、
木星は-1.8等級(1等星の10倍以上)の明るさがありますので、
晴れていれば一目で見つけられるでしょう。
日没後の午後7時半~8時半ごろ、西の空を眺めてみてください。

金星と木星は地球と同じように太陽のまわりを回る惑星です。
それぞれが動いていますので、地球からの見え方が日々変わります。
4月30日の空(左)と6月24日の空(右)を比べてみてください。

20150430撮影20150624撮影