ロクトリポート

本格手作り万華鏡教室

10月10日(土)から第15回日本万華鏡大賞・多摩展が始まりました。
今年も見た目も映像もさまざまな約20点の万華鏡をご覧いただけます。
その関連イベントとして、11月1日(土)に本格手作り万華鏡を開催します。
中級と上級があるのですが、今回ご紹介するのは上級の「Wミラー・スコープ」です。

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 手のひらにのる小さな万華鏡です。
1本の筒の中に、2ミラーと3ミラーが並んで入っていて、のぞき穴と反対側にはガラス玉がついていて景色を見るタイプの万華鏡です。(テレイドスコープといいます)

のぞき穴からみるとこんな感じです。

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穴の真ん中になにか仕切りのようなものがありますね。

のぞいてみるとIMG_0014

IMG_0016このように少しずらしながら見ると1本で2種類の映像を楽しむことができます。

一般的な万華鏡の筒の長さは約15cmで、これは人間の目の焦点距離に合わせてあります。
でもこの万華鏡の筒の長さは約7cmしかありません。
そのままだと映像がぼやけてしまいますが、のぞき穴に凸レンズが入っているためちゃんと見ることが出来るのです。

お出かけにもぴったりなので、科学館の展示室をWミラー・スコープでみてみました!
これが↓・・・

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 こんな感じに!

 また、この展示物も↓

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こんな風に見えちゃいます。
いつもの景色が違ってみえて、楽しいですよね。

こちらの万華鏡は材料費7,000円です。万華鏡でなんでこんなに高いの!?と思う方もいるかと思いますが、これはほとんど鏡の値段といっても間違いではありません。表面反射鏡という鏡でとてもよく光を反射します。光を反射するということはそれだけ、綺麗な映像を見ることが出来るのです。

ぜひこの機会に、万華鏡を作ってみてはいかがでしょうか?

くわしくはこちら

※ロクトニュースVol.83に掲載されている「本格手作り万華鏡」の上級の写真は異なります。ご了承ください。