ロクトリポート

オオムラサキ ~サナギから蝶へ~

今週に入ってから、展示室4「自然の部屋」で、チョウのサナギを展示しています。展示の様子

このサナギは、チョウの標本を寄贈してくださった櫻井さんから頂いたものです。先週末に、春から飼育されているオオムラサキとカラスアゲハから、サナギになりたてのものを2頭ずつ持ってきてくださいました。

これがオオムラサキのサナギ。
おしりの部分で枝にぶら下がっています(頭が下です)オオムラサキ蛹
こちらがカラスアゲハのサナギ。
おしりの部分が葉っぱにくっついていて、さらに胸のあたりを糸でひっかけて支えています。
猫の耳のように見えるところが頭です。カラスアゲハ蛹

 どちらもサナギの期間は2週間程度。のんびり羽化するのを待とうと思っていたら、、、

なんと! オオムラサキのサナギが昨日の朝、羽化しました!
写真を撮ったときは羽を閉じてましたが、広げると紫のきれいな羽をもっています。
IMGP0465

カラスアゲハのサナギともう一つのオオムラサキは、まだ静かに眠っています。おそらく、6/20頃にチョウになると思います。

チョウになったオオムラサキは今週末まで、サナギは羽化するまで展示しておく予定です。
カラスアゲハが羽化したときはまたお知らせしますね!