「実験⑤」
怒涛の夏休みが終わり、科学館も平日モードになってきました。
(秋からは平日は学校団体でにぎやかな日も多いですが。)
ダイヤモンドの実験を再開です!
夏休み前にダイヤモンドらしきキレイな結晶ができたので、
今回は前回、成功した時となるべく同じ条件で実験をすすめることにしました。
実験装置を組み立て、スイッチオン!
少しづつ電流をあげていくと、気泡が出てきました。
今回も、フィラメント全体から気泡がまんべんなくでていて良い感じです!
全体が温まっているということです。
今回は実験開始から55分でフィラメントが液面から出ました。
そのまま、白熱させるために電流を更にあげていきます。
フィラメント全体がキレイに白熱しました。
写真だと分かりづらいですが、キレイに白熱していました。
しかも、全くすすが出ている様子もなく、
数値も安定していたので、今回は反応時間を長くしてみることにしました。
途中、時々電流の値が低くなる時もあったので、
スライダックで調整しながら、約3時間反応させてみました。
3時間はとても長かったですが、
見た目にはとても良い感じに実験が進んでいたので、
大きなダイヤモンドができていると期待してじっくり待ちました。
そして、3時間後、スイッチをオフにしました。
今回初めてフィラメントが切れずに、自ら実験を終了させることができました。
実験終了後、基板を見てみると、
フィラメントが白熱している間は、
フィラメントが明るすぎて気づきませんでしたが、
基板にはすすがかなり付いていました。ショック!!
良くみると、フィラメントの真下部分やフィラメントには、
全くすすは付いておらず、その周辺にすすがついていました。
少し温度が低いところについてしまうのでしょうか?
肉眼では分かりません。
できているのでしょうか???
最後に今回の実験メモを載せます。
サイエンスチーム ささき