ロクトリポート

旧東大農場で農作業体験~番外編~

10/16に脱穀をして以来、食べるのがもったいなくてとっておいた大豆を
ついに年末に食べてみました。

どうやって食べようか悩んだ末 、納豆にしてみることにしました。

納豆作りというと、ワラに包んで発酵してと、随分と食べるまでに大変なイメージがありますが
市販の納豆を少し加えれば簡単にできるという情報を得て
早速チャレンジしてみました!

①大豆を洗い、たっぷりの水で戻します。
私は丸一日、水で戻しました。前の日の夜に水につけ
次の日の夕方調理しました。

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②煮ます。
目安は指でつぶれるくらい、やわらかくなるまで煮ます。
普通の鍋ではけっこう時間がかかりそうだったので、短時間で済むように圧力鍋を使いました。
圧力鍋の場合は中~弱火で20分くらいで出来ました。

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煮るとこんなにつやつやふっくらしました~
ゆであがったら、清潔なザルで水をきります。
※念のため、ザルを熱湯消毒しました。

 ③市販の納豆を少し入れ、全体に納豆菌がいきわたるようにかき混ぜます。

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 茶色が濃いのが、市販の納豆です。
※私はガラス容器に入れる際、念のため熱湯消毒しておきました。

④温ます。
目安は40度前後で、24~30時間。
こたつなどで温めてもいいそうですが
我が家には電気あんかがあったので、あんかを使いました。

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※火事にならないようにご注意ください。

私が試したものは納豆を入れる分量が少なかったせいか、30時間くらいかかりました。

30時間後…

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どうでしょう~~~!?
納豆の表面が白くなっているのが見えますか?
全体が白くなったら出来上がり!!!

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冷めたら、紙コップに入れてラップをし、
すぐに食べない物は冷凍。その他は冷蔵庫で保存しました。
冷凍すると、2~3週間くらい保存できます。

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早速、食べてみました~。
かきまぜたら、しっかりねばねばと力強い糸をひきました。
味は‥とってもおいしかったです!!!(これまで食べた中で一番~!)
正直、こんなにおいしく出来るとは思いませんでした。IMG_6280

今回の納豆はエンレイという品種の大豆で作りました。
実は、旧東大農場で育てていたものとは別に、
ひっそり、科学館の庭のプランターでも、何種類か大豆を育てていました。
まったくの初心者の私でもなんとか収穫までたどりつけました!

日頃、食品としてみていたものを植物として見つめなおしてみると
大豆とはそもそも、どのような葉っぱを持っているのか?どのような姿の植物なのか?など
実は知らないことがたくさんありました。
馴染みがある食品なので知った気でいましたが
食べている部分は植物のどの部分なのかなど
改めて知ることがたくさんありました!
また、何より自分で作ったものは格別においしく感じました。
ぜひご興味ある方は、チャレンジしてみて下さい~♪

自然チーム おおひら