多摩六都地域(東村山市、小平市、清瀬市、東久留米市、西東京市)では、
毎年子どもを対象とした体験学習「子ども体験塾」を開催しています。
今年は「天の川観望ツアー」!
定員210名のところ、1800件以上の応募があり、たいへん注目度が高いイベントとなりました。
7月と8月の夜空が好条件な時に合わせて、3回の日程で行いました。
(※以下、記事の写真は各日程まざっています)
当日元気に集まった約70人の子どもたち。
まずは三鷹にある国立天文台の見学からツアーがスタートしました。
第一赤道儀室や望遠鏡などを見てまわりました。
そして、バスに揺られること約3時間。いよいよ清里に到着です。
バスから降りればスーっと通る高原の風。涼しい~
開校式をして、明るいうちに観望する広場まで散策へ。
お風呂と夕飯を済ませて、いよいよ観望タイム。
まずは高橋真理子さん(星空工房アルリシャ代表)に星空や宇宙についてレクチャーを受けます。
外に出ると、あたりは真っ暗。広場まで懐中電灯ひとつで進みます。
夜の外出は子どもたちのテンションもMAX!(気分は肝だめし?)
広場につけば、地平線の端から端まで広がる、大きな夜空が待っています。
シートを敷き、ごろんと寝そべって星を眺めます。
ときどき雲が出たりもしましたが、夏の大三角やちらっと天の川も確認できました!
大自然の中、静かに耳を澄ましてみたり、道端の山椒の葉のにおいをかいでみたり…。
目が暗闇にどれだけ慣れることができるのか、暗順応実験もしました。
飲まれるように真っ暗な夜空と、そこで輝く星々を眺めて、
宇宙とのつながりを体感できるひとときになりました。
(2日目へ続く)