東京大学付属生態調和農学機構(旧東大農場)の圃場での大豆栽培を通して、東大生態調和農学機構が目指す「生態調和型農業」「多様な市民が参加するまちづくり」について共に考えていく農作業体験プログラム、「旧東大農場で農作業体験!農と食の体験塾」。
大豆は順調に成長し、8月上旬に多くの品種で花が咲きました。
花は品種によって白色と紫色があり、咲き方や咲く時期も少しずつ違います。
写真左の白色が東京八重成の花、右の紫色が比丘尼の花です。
8月下旬、ほとんどの品種で花が終わり、枝豆が育ちはじめていました。
写真は比丘尼の枝豆です。
畑全体も緑が濃く、このままたくさんの枝豆が収穫できると期待していました。
それから約3週間、いよいよ枝豆を収穫!となったのですが・・・
9月に入ってからの天候不順によるものか、写真のように葉の色はあせ、全体に勢いがありません。
枝豆も枯れてしまったものが多くありました。
水分が多すぎたのかカビが生たり、そのまま発芽してしまったものもありました。
また、雨で防虫対策もなかなかできなかったためか、多くの豆が虫に食べられていました。
そんな中で収穫できたのは14品種中5品種(東京八重成・比丘尼・目黒・黒千石・錫杖豆)でした。
出来るだけ実っている株を選んで手で引き抜きます。
枝豆を茎からはずすのも昨年は機械を使ったのですが、今年は傷んだ豆を避け、実の詰まった豆を選ぶために手で行いました。
収穫した枝豆は塩茹でして食べ比べをしました。
その結果は次のリポートで!
自然チーム K