ロクトリポート

2016年版 旧東大農場で農業体験!~(4)開花から枝豆収穫編~

  東京大学付属生態調和農学機構(旧東大農場)の圃場での大豆栽培を通して、東大生態調和農学機構が目指す「生態調和型農業」「多様な市民が参加するまちづくり」について共に考えていく農作業体験プログラム、「旧東大農場で農作業体験!農と食の体験塾」。

大豆は順調に成長し、8月上旬に多くの品種で花が咲きました。
花は品種によって白色と紫色があり、咲き方や咲く時期も少しずつ違います。
写真左の白色が東京八重成の花、右の紫色が比丘尼の花です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

8月下旬、ほとんどの品種で花が終わり、枝豆が育ちはじめていました。
写真は比丘尼の枝豆です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

畑全体も緑が濃く、このままたくさんの枝豆が収穫できると期待していました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それから約3週間、いよいよ枝豆を収穫!となったのですが・・・
9月に入ってからの天候不順によるものか、写真のように葉の色はあせ、全体に勢いがありません。
枝豆も枯れてしまったものが多くありました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

水分が多すぎたのかカビが生たり、そのまま発芽してしまったものもありました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

また、雨で防虫対策もなかなかできなかったためか、多くの豆が虫に食べられていました。

そんな中で収穫できたのは14品種中5品種(東京八重成・比丘尼・目黒・黒千石・錫杖豆)でした。
出来るだけ実っている株を選んで手で引き抜きます。
枝豆を茎からはずすのも昨年は機械を使ったのですが、今年は傷んだ豆を避け、実の詰まった豆を選ぶために手で行いました。

収穫した枝豆は塩茹でして食べ比べをしました。
その結果は次のリポートで!

自然チーム K