東京大学付属生態調和農学機構(旧東大農場)の圃場での大豆栽培を通して、東大生態調和農学機構が目指す「生態調和型農業」「多様な市民が参加するまちづくり」について共に考えていく農作業体験プログラム、「旧東大農場で農作業体験!農と食の体験塾」。
前回の収穫の様子に続き、今回は収穫した枝豆の食べ比べの結果をリポートします。
収穫した枝豆は塩ゆでして食べ比べ。
最初は品種がわからない状態で食べ比べをして、品種ごとに香りや風味を評価していきました。
サヤの毛の色や豆の大きさは品種によって違うので、どの豆かを予想しながら食べました。
今回収穫した5品種(東京八重成・比丘尼・目黒・黒千石・錫杖豆)でもそれぞれ違います。
サヤの毛が黒っぽい黒千石 サヤに毛がない比丘尼
「5」が一番高評価、「1」が一番低評価
今年は天候不順でどの品種も生育状況がよくなかったことも影響したのか、高評価を得られる品種が少ないという結果になりました。「品種ごとの差はあまりわからない」、「違いは感じない」という意見もありました。
今回の収穫を通して「作物は大変なのがよくわかりました。」、「豊かな収穫を得るための農家の苦労がよくわかった。」という声もきかれました。
次回はいよいよ大豆の収穫です。
まだまだ天候が安定しないので収穫できるか心配です。
無事に収穫できますように!
自然チーム K