東京大学付属生態調和農学機構(旧東大農場)の圃場での大豆栽培を通して、東大生態調和農学機構が目指す「生態調和型農業」「多様な市民が参加するまちづくり」について共に考えていく農作業体験プログラム、「旧東大農場で農作業体験!農と食の体験塾」。
今回の作業は脱穀。
前回までに収穫して乾かしていたサヤを茎からはずし、中の大豆を取り出します。
方法は・・・手作業!です。
まずは袋の上から足でよく踏みます。そうすることでサヤがはじけ、豆が取り出しやすくなります。
その後はひたすら手でサヤをしごいたり、揉んだりして豆を取り出します。
豆を取り出したら、サヤなどのゴミや、虫食いのある豆、生育不良の豆などを取り除きます。
だいたいのゴミを取り除いたところでこの日の作業は終了。
すべて手作業で行ったため、とても大変でした。
収量は下記の通りです。昨年と比べるとだいぶ少ないです。
選粒(状態のいい粒を残す作業)が終わっていない品種もあるので
ここからさらに収量は減ってしまいます。
品種名 | 株数 | 収量 |
目黒 | 100株 | 1kg |
錫杖豆 | 53株 | 0.4kg |
すずろまん | 36株 | 0.3kg |
五葉茶豆 | 86株 | 0.1kg |
借金なし | 40株 | 1kg |
エンレイ | 87株 | 0.5kg |
次回は修了式と収穫祭。
収穫した大豆の食べ比べに加え、参加者の皆さんの大豆料理も味わう予定です。
今年はどんな料理が出てくるか楽しみです!
自然チーム K