4月15日(日)、「ZooooooM!inニュートリノ~幽霊素粒子が教えてくれる宇宙のすがた~」を開催しました。
春の企画展「ZOOOOOOM!~みるみる おおきく して みる と?~」の関連企画として開催。
東京大学宇宙線研究所から、梶田隆章先生をお招きしました。
(写真:梶田隆章先生(左)、髙柳雄一館長(右))
実験施設カミオカンデの建設の経緯から、ニュートリノの発見、
スーパーカミオカンデでニュートリノに質量があることがわかるまで、
そしてニュートリノが宇宙の謎の解明に重要な役割を果たすことについて
写真や実験データを交えて、わかりやすくお話いただきました。
参加者は小学5年生から大人まで191名。
(たくさんのご応募、ありがとうございました!)
質疑応答の時間には、皆さんからの鋭い質問が相次ぎ、時間が足りなくなってしまうほどでした。
わかっていること、わかっていないことについてお話をきき、
皆さんの科学への興味がさらに深まったのではないでしょうか。
春の企画展「ZOOOOOOM!~みるみる おおきく して みる と?~」は、
会場内を進んでいくと、どんどん小さな世界に入り込んでいく構成になっていて、
その最後には「最小の世界」のコーナーがあります。(協力、監修:東京大学宇宙線研究所)
素粒子のスケールは10のマイナス18乗(0.0000000000000000001)メートル以下!
気が遠くなるほど小さな世界が、大きな宇宙の謎の解明の鍵を握っているとは、
何とも不思議ですね。
(写真:「最小の世界」コーナーにて、梶田先生)
講演会にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
春の企画展「ZOOOOOOM!~みるみる おおきく して みる と?~」は5月7日まで開催中です。
(※4/18(火)~21(金),25(火)~28(金)は閉場)
どうぞお見逃しなく!