ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編 第7回レポート

旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。
レポートがずいぶんと遅れてしまいましたが、順を追ってご紹介していきます。

7月31日(月)に行った第7回では、2度目の草刈り・草むしり、土寄せの作業を行いました。その作業をしながら、咲き始めた大豆の花の観察と、害虫の発生状況の確認もしました。

前回の草むしりから約10日経って、畑はこのような状態に。
2畑の様子

上から見ると元気よく大豆が育っている様子が見て取れますが、足元をのぞくと、、、
1大豆と雑草

同じく雑草も元気よくのびています。これを根気よく手作業で抜いていきます。
11作業中
9作業中

大豆には花が咲き始めていました。品種によって、白い花、紫色の花と、花の色に違いが見られます。3大豆の花4大豆の花

そして花だけでなく、害虫も発見。マメコガネが葉をかじっていたり5害虫 マメコガネ

カメムシの幼虫が茎の汁を吸っていたり。カメムシは実った豆の中身を吸ってしまうのでやっかいな存在です。
7害虫

この日は草むしりの後、畝に土を寄せ、使った道具を洗って作業終了しました。
以下、記録係の丸山さんのレポートからの抜粋です。

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前回、7月19日の肥料施肥、草むしり、土寄せ作業から10日余り、この間30℃~33℃の夏日が多く、ところどころ降雨もあり、大豆は順調に生育し、株の周辺や畝には雑草もはびこっていた。大豆には広がった葉に隠れながら白、紫の花が控えめに咲き、害虫もあちこちで活動していました。

葉が大好きで食い漁っているのはコガネムシでしょうか。カメムシは茎が好物のようです。行動パターンとしてはコガネムシは単独行動、カメムシは団体行動のようです。

直接駆除しようとコガネムシやカメムシをつまもうとすると飛んで逃げました。
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次回は8月22日(月)に1時間くらいかけて、また草むしりの予定です。

9月に入れば枝豆が収穫できるはずなので、おいしい豆がたくさんとれるよう、地道な作業に丁寧に取り組んでいきます。

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