12月に入って館庭の木々も葉っぱを落とし始め、少しずつ冬を感じるようになってきました。
そんな中、正門横にあるハマヒサカキがひっそりと花を咲かせ、実をつけています。
ハマヒサカキは「ハマ 浜」とつくようにもともと海岸近くに生えている木です。冬になっても葉っぱを落とさない常緑の木で、乾燥などに強いため庭木や街路樹として植えられています。
緑の葉っぱが目立ちますが、よく見ると下向きの小さな白い花がたくさん咲いています。とてもかわいらしい花なのですが、においはガス臭いような独特のにおいがします。
実は徐々に色が変わっていき、黒っぽく熟します。
正門のすぐ横に生えているので来館した際にはぜひ注目して、においも嗅いでみてください。
インタープリターチーム K