ロクトリポート

農と食の体験塾2019 大豆編レポート~大豆の収穫

旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。9月24日(火)は、いよいよ大豆の収穫が始まりました。

受講生の平田さんによるレポートです。

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2019年9月24日(火) はれ
9:15 – 11:20
参加者 約10数名
予定:大豆の収穫

本日の作業は、(1)大豆収穫、(2)風で倒れた株の補強、(3)枝豆の収穫の三つ

まず、比丘尼、東京八重成、小笠原在来の三品種の収穫を行いました。
比丘尼はすっかり薄茶色になり、葉も落ちて収穫に適した状態。
それに対して東京八重成と小笠原在来はまだ莢は青く収穫にはやや早い状態。
しかし、今後雨が降る可能性があり、カビてしまう恐れもあるため
本日収穫することになりました。

収穫は根元の土を少し掘り、茎を長めに残してハサミで切ります。
茎を長めに残すのは、後に脱穀をする際に手で持ち易くするため。
東京八重成と小笠原在来は葉が勢いよく茂っており、葉を取るのが大変で
かなり収穫は手間取りました。

収穫した大豆は品種ごとに網の袋に入れ、乾燥機を利用して乾燥します。
乾燥は加熱は行わず送風のみ、10日から15日程度送風し続け乾燥するそうです。
乾燥が終われば脱穀となります。

次に収穫した株に利用していた支え棒を利用して、風で倒れた株の補強を行いました。

最後に、まだ成熟していない目黒と青梅在来の二品種を、枝豆用に一人各一株ずつ収穫し、
それぞれ自宅に持ち帰りおいしく頂きました。