いま明け方の空で、木星、土星、火星が集合しています。
3月19日の早朝は月が加わり、とてもにぎやかになりました。
月はおよそひと月で、空をひと巡りします。次に月が明け方の惑星と並ぶのは4月15日から16日の早朝になります。
また、惑星も月と同じように少しずつ空の中を移動してお互いに位置が変えます。特に火星はどんどん位置を変えて、4月1日は土星の近くに見えるようになります。更にその後は土星からも離れていき、4月16日には上図のような様子になります。
ちなみに、今年10月上旬に太陽系の中で火星が地球と接近します。地球に近づくので、その頃の火星は現在よりももっともっと明るく見えるようになります。宵から夜中にかけて南の空で赤く明るく輝く火星は、多くの人の目を引くことでしょう。
ここに掲載したように、月や明るい星ならばスマホでも充分撮影することができます。今度はぜひ自分でも撮影にチャレンジしてみてください!
※星や月を探したり撮影する時は、ご自宅など安全なところでお願いします。また、子どもの皆さんはお家の方と一緒に見るようにしましょう。