黄色の筒のなかで
<2020年6月16日 孵化36日目>
昨日の黄色の筒の中を覗くとしっかりとまゆができていました。
収繭(しゅうけん)
<2020年6月17日 孵化37日目>
とうとうこの日がきました!
孵化から37日目!はじめての「収繭(しゅうけん)」です。
「収繭(しゅうけん)」とは、まぶしから繭(まゆ)をかきとる作業のことを言うそうです。
▼収繭(しゅうけん)するのはこの3つ
▼真横からみると
▼収繭(しゅうけん)してみると・・・
実際に収繭(しゅうけん)してみると、思っていた以上にトイレットペーパーの芯にしっかり糸がついていて、キレイにかき出すのが難しかったです。
まゆの周りのほわほわはカイコが最初に吐いた糸で「毛羽(けば)」と呼ばれるものらしく、これも集めておこうと思います。
▼まゆと毛羽(けば)を分けてたところ
こうしてまゆを見比べると、大きさもカタチも同じではないことが分かります。
幼虫のサイズはそんなに変わらなかったのに、こんなにまゆの大きさが違うことに驚きました。
まゆはジップロックに入れて冷凍しました。
養蚕の道具
農林水産省のホームページに養蚕の道具が紹介されていました。
江戸~明治に使われていたという「枝蔟(えだまぶし)」という道具がかっこよいと思いました。まゆが付いているものはそのまま飾りにもなりそうです。
実際に自分で体験してから、これらの道具を見ると、「なるほど~!これは便利だろうな!」と納得でき、頭の中で使っているところを想像することができました。
ただ、「毛羽取器(けばとりき)」は、どう使うのか想像することは難しかったです。どうやって毛羽だけが除去棒に巻き取られるのか気になりました。機会があれば実際に使ってみたいです。
*************************************************************
カイコ はじめての飼育観察日記 シリーズをもっと読みたい方はこちら
*************************************************************