ロクトリポート

ロクトの庭だより ~草むらひろばの花~

6月になり、蒸し暑い日が多くなりました。
今回は科学館の正門から入口に向かって下りていく階段脇にある「草むらひろば」に咲いている花を紹介します。

まずはニワゼキショウ。直径1㎝ほどの花が咲きます。花の色が紫色タイプ(写真上段)と白いタイプ(写真下段)があります。

次にツメクサ。シロツメクサ(白詰草)に似た名前ですが、漢字で書くと「爪草」と書きます。葉っぱが鳥の爪(つめ)のようだからこう呼ばれるようになったといわれています。
よく見るとボールペンの先端と同じくらいの小さな白い花が咲いています。

最後にネジバナ。5mmほどのピンクの小さな花が螺旋を描くように咲いています。螺旋の巻き方に個体差があり、ほとんどまっすぐ並んでいる場合もあります。

雑草が生えてるだけと思っている場所もじっくり観察してみると様々な花が咲いていたり、実がなっていたりと意外な発見が隠れています。ぜひ観察してみてください。

インタープリターチーム K