寒暖差の大きい日が続きますが、空気はカラッと秋らしくなってきました。
今回は科学館周辺で秋になると見られるウラナミシジミというチョウを紹介します。
モンシロチョウより一回り小さいチョウで、もともと科学館周辺よりも暖かい地域に生息しています。
それが気温が高くなってくるとどんどん北上して分布を広げるため、秋になると科学館周辺でも見られるようになります。
翅を開いたとき=表面に波模様はあまりありません(写真上段)。
しかし、名前のように、翅を閉じたとき=裏面に波模様があります(写真下段)。
また、後翅に尾状突起と呼ばれるピョコっと伸びた尾のような部分があるのも特徴です。
紅葉を見ると秋を感じますが、昆虫からも秋を感じることができます。
晴れて暖かい日は花壇の花に来ているかもしれません。来館した際はぜひ探してみてください。
インタープリターチーム K