ロクトリポート

ロクトの庭だより ~館庭の鳥 ヒヨドリ~

1月になり木々の葉っぱも落ちてきました。この時期に観察しやすくなるのが鳥です。葉っぱがないので枝にとまっているところが見やすくなります。また、今の時期に実がなっている木の種類は少ないので、そこに集まってくることがよくあります。

今回は科学館の木の実を食べによく来ているヒヨドリを紹介します。
ヒヨドリは大きさ30㎝弱の鳥で、全身が灰色っぽい色をしています。ピイ・ピイー、ヒ~ヨ・ピーヨと大きくて特徴のある声で鳴きます。

下の写真はトウネズミモチの黒紫色の実を何匹も集まって食べているところ。

朝にはたわわにあった実が、その日の午後に見に行くとだいぶ食べられていました。
写真左側が朝、右側がその日の午後の様子です。同じ場所ですが、実が減っているのがわかります。
ヒヨドリもぐもぐ動画はこちら

翌日また見に行くと、さらに実がなくなっていました。写真左側は黒紫色の実がたくさんある状態、右側が翌日。たった1日でほとんど食べてしまいました。

駐車場の入り口や、駐車場から科学館の入り口に向かう通路のわきにあるクロガネモチの実も食べに来ています。今はまだ赤い実がよく目立ちますが、毎年、年が明けてからいつの間にかなくなってしまいます。

ヒヨドリは花も好きなので、駐車場の入り口にあるロウバイ(ソシンロウバイ)の黄色い花を食べにきたり(写真上段)、竹藪の中にあるツバキの花の蜜を食べに来る(写真下段)こともあります。ロウバイには膨らんできたつぼみを丸ごと食べられたり、花を食いちぎられてしまったりと迷惑な存在ですが、ツバキにとっては花粉を運んでくれる大切な鳥になっています。

科学館ではヒヨドリ以外にもメジロやコゲラなどの小鳥もよく見られます。雑木林の木も葉っぱが落ちて鳥が探しやすくなっているので、鳴き声が聞こえたらぜひ周りを探してみてください。

インタープリターチーム K