ロクトリポート

<Qua(クワ) Qua(クワ)ワークショップ> 自然と科学とデザイン

<Qua(クワ) Qua(クワ)ワークショップ>2021
自然と科学とデザインの1回目を開催しました。
テーマは「色とカタチ」

講師はレッジョ教育を広める会@キオッチョラ@の皆さんです。
講師のおひとり、石井さんは4年間イタリアのレッジョ・エミリア市で幼児教育を学ばれていました。

レッジョ教育とはモンテッソーリ、シュタイナーと並ぶ世界5大幼児教育のひとつで、
子どもの主体性を引き出す教育として現在とても注目されています。

※過去に当館で行ったワークショップについて詳しくはこちら

テーマについて

2021年度は「自然と科学とデザイン」がテーマで
11月は「色とカタチ」見立て遊びからカタチと色で表現します。

ワークを行う場の環境もとっても大事にしています。
テーマに合わせて入り口からカラフルに!
今回はスタッフもそれぞれテーマカラーを決めました。

周りにはどんな色がある?と語りかけながら入室してもらいました。

音を色に!

まずは場に馴染んでもらうこと、
今日のテーマのひとつ「色」で遊んでもらうことを目的に「音を色で自由に表現」してもらいました。
A3の白紙にクレヨンでのびのび描いてもらいました。

とり、むし、うみ、かぜ…。いろいろな音をききながら、
自由に感じた色を描いてもらいました。

どんどん描いていく子、音に集中している子、
「音を色に???」「???」ととまどっている子や保護者。
様々な姿が見られました。

このように異なる感覚を繋いで表現することもレッジョ教育のアプローチのひとつです。

この体験を通し「ここは自由に表現してもよいんだな。」という雰囲気が伝わっていたように感じました。

色ってなんだろう?カタチってなんだろう?

場が和んだところで講師の石井さんから「色」についてのお話がありました。

目をつぶると色が見えないけれど、目を開けると色がみえてくる。
どうしてだろう?
と、参加者自身に目をつぶってもらったり、カラフルな映像をみてもらって考えてもらいました。

光のはなし、プリズムや虹の写真をみてもらい、色への興味を引き出します。
その後、3色を見せて問いかけるとたくさんの意見が出てきました。

1例として:(黄色を見せて)「黄色といったらなにをイメージするかな?」
参加者「どくたーいえろー」「ひまわり」「イチョウ」「バナナ」「ゆず」「月」「星」
などなど、みんな活発に発言していました。

次に「カタチ」のお話です。
アンリマティスの作品を上下左右いろいろな方向からみんなで鑑賞し、どんな風に感じるのか問いかけました。「同じカタチでも上と下を変えるとぜんぜんちがって見えるね~」などと話しながら楽しんでいました。

その後、いろいろな「線」も見ました。
かすれ線、点線、太いせん、細い線、薄い線、濃い線・・・。
同じ絵でも線が違うとちがって見えてきます。

紙をたのしもう!

お話の後、3種類の白い紙を配りました。
薄い紙、ハリがある紙、少し厚い紙。
まずは紙へのアプローチとして触感など五感を使って紙を探求するところからはじめました。

みんな思い思いに紙で遊びました。
手触り、色、透ける、やぶる、ぐしゃぐしゃにする、音、におい

ぐしゃぐしゃにすると紙って強くなるんだね。
何枚も重ねるとやぶるの難しいね。
この紙は丸めるとすごく良い音がしてすき。
ビリビリの音が違う!

などなど、たくさんの発見がありました。

何に見える?カタチから見えてくるもの。

今日のもう一つのテーマ「カタチ」へのアプローチです。

この白い紙は何に見える?
人が歩いている?横にすると山が湖にうつってるみたい?うらっ返すとどう見える?
など、いろいろな方向から不思議なカタチを観察しました。

黒い紙、そのままでも良いし、ちょっと破いてみようかな?
カタチを変えても良いよ!

など、語りかけながらデモンストレーションをしました。

やってみよう!

紙とカラフルなペンを配り、みんな取り掛かります。

何に見える~??
ん~~~。なんだろう・・・。

手が動きはじめると一気に想像がふくらむようで、みんな夢中になってつくっていました。

飾り付け。

出来た作品からテグスに吊り下げていきます。
どっちが上?どんなふうに付けたい?
こっちが頭だから上にしたい!
さっきのに繋げてほしい。

みんな考えながら吊るしました。

吊られると、床で見ているのとまた違った見え方がしてきます。

作品を暗闇で見てみよう!

部屋の電気を消し、ペンライトを配り、自由に作品を照らしてみてもらいました。
また、ガラリと見え方が変わりました!

みんな自分の作品だけでなく、他の人の作品も興味津々で眺めていました。

影も楽しい!ゆれてる~!

ライトの方向を変え、影が動くと作品が生きているように感じます。

シェアタイム

最後はみんなで作品を共有します。
石井さんがインタビュー形式で聞いていきます。

みんな一生懸命につくったものを説明してくれていました。

ぶらぶら星人、おさかな、けん、うらおもてで変わるタコ、くびながりゅう、リンゴの皮むき、富士山、おみそ、ドラゴンが上に登ってくみたいに見える、よこがお、プリキュアのドレス、ドレスにライトをあてると踊っているように見える、シャチ、虹・リボン・など旅の思い出がリボンでつながってる、馬が走っていて遠くに山がみえてる、青い点をつないでグルグル線路と駅を作り最後にピンクの終点が出来て完成、くまとはっぱ、リュウグウノツカイ、鳥、ネクタイとひげ、くるくるは飛んでいる軌跡。

などなど、みんなの解説が入ると作品がまた違って見えてきました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!