ロクトリポート

ダイヤモンドつくりに挑戦中! その10

「実験装置の作りなおし」

前回、実験中にフィラメントが入っている試験管のゴム栓がとけてしまったので、
今回は、この試験管部分を作り直しをしました。

フィラメントを巻きなおしました。
0.2mmのタングステンを、等間隔に巻いていかなくてはいけないのですが、
かたくて、難しいです。

フィラメント

シリコンの基板も切り直し、
基板をのせる台も作り直しました。

基板とフィラメント

ゴム栓にアルミパイプや基板、フィラメントをさしていきます。
前回の反省点として「どうしてゴム栓がとけてしまったのか?」
フィラメントは2000℃まで温度をあげなければならないので、どうしても周りに影響が出てしまいます。
そこを、なんとか、耐えられるようにしなければなりません。
考えた結果、今回は2点を改善しました。

①フィラメントがゴム栓と近すぎた。
⇒前回のゴム栓とフィラメントの距離は45mmでした。
これを今回は120mmまで広げました。
これによって、だいぶフィラメントの位置が下がりました。

②フィラメントがアルミパイプと近すぎた
⇒フィラメントとアルミパイプがとても近く、
アルミパイプに熱がかなり伝わってしまい、ゴム栓がとけてしまったと思われます。
試験管なので、スペースはあまりないですが、できるだけ離して設置しました。

試験管の様子

来週、もう一度実験をします!!
今度は、うまくダイヤモンドができますよーに!

サイエンスチーム ささき