ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編2022「大豆を育てながら、チームワークも育もう」

農と食の体験塾【大豆編】2022 4回目は、東大生態調和農学機構での3回目の実習となりました。先週の酷暑は和らいだものの、台風の風が蒸し暑く感じます。

20名近くの塾生が元気に集合し、本日も実習スタートです。今回はまず草取りから。

2週間前に種を蒔いたときには、何もなかった畝間(うねま・畝と畝の間)には、びっしりと雑草が生えてます。主な雑草は「スベリヒユ」。ふかふかの土を好む雑草ですが、どうやら食べることもできるとのことです。

畝間と株間(株と株の間)に生えた雑草を、草かき(英語ではホーともいいます)と鎌を使ってとります。大切なのは雑草を根こそぎ取ること。取った雑草はそのままにせずまとめて別の場所に捨てなければなりません。根を取らないとまた芽が生えてきてしまいますし、刈った草をそのままにしておくとそこからまた草が根付いてしまうのです。
当たり前のようなことですが、実際にやってみると意外と根気のいる作業です。

しかし、前回の実習でチーム分けをしたこともあり、チームに分かれて役割分担をすることで、スムーズに作業が進みました。

農と食の体験塾 大豆編では、農作業を体験をするだけではなく、参加者同士が主体性を持って塾を担っていくことも目的としています。そのため、こういったチームワークを育むことも大切にしています。

休憩を挟んだあとは、前回の実習でも行った「間引き」と「補植」です。
※前回の記事
【農と食の体験塾 大豆編2022「やっと初めての農作業!種まきと間引き】

この作業は慣れたこともあり、15分ほどであっという間に終えることができました。

解散前には技術職員が育ている在来品種の「瓜」のご褒美。様々な種類の瓜を塾生に持って帰ってもらいました。

明日は久しぶりにまとまった雨になりそうです。大豆がすくすくと育ちますように。
次回は、7月12日、「土寄せ」作業を行う予定です。

おまけ
休憩前に、塾生の手元に降りてきたという「ヤマトタマムシ」。きれいな色をしていますね~。