ロクトリポート

館庭昆虫調査 ~第22回~

科学館の庭の雑木林リニューアルに伴い、2017年から雑木林再生エリアの昆虫調査を始めました。
草地の環境から林になっていく過程での昆虫の変化を季節ごとに調べていきます。

今回は通算22回目、夏の昆虫調査を8月23日に行いました。
午前ですが、晴れて気温の高い中での実施となりました。よく見られたのはハチの仲間、他にもチョウやバッタ、カメムシなどが見つかりました。

下の写真はオオカマキリの成虫と幼虫。木の上にいた成虫は、オオカマキリの特徴である胸の黄色い部分が見えています。

下の写真はガとチョウの仲間。カノコガは昼間に活動するガの仲間です。モンキチョウはモンシロチョウと似ていますが、後翅に大きな紋があるのが特徴です。

まだしばらく暑い日が続きそうですが、秋に向けカマキリやバッタなどの成虫がどんどん現れています。身近な昆虫からも季節の変化が感じられます。

※昆虫採集は調査の為に行っています。
一般の方による昆虫採集および通路外への立ち入りはご遠慮いただいております。ご了承ください。

インタープリターチーム K