ロクトリポート

「たまろくとしょかんブックセレクション」開催します

多摩六都科学館の2階にある図書コーナーでは、不定期で「たまろくとしょかんブックセレクション」という図書の展示を行っています。

これは多摩六都科学館の運営をしている小平市・東村山市・清瀬市・東久留米市・西東京市の公立図書館と多摩六都科学館とで行っているものです。6つの施設が共通のテーマに沿ってそれぞれおすすめの本を数冊ずつセレクトし、その中の1冊にはポップ(本のおすすめポイントを描いた立て札)も作ります。それを6館分揃えて、各施設で利用者の方に向けて展示します。
平成27年に多摩六都科学館と東久留米市立中央図書館、西東京市中央図書館とで連携した取り組みが定例化して、その後清瀬市、小平市、東村山市が加わって、令和元年より現在の形になりました。

テーマは、年の初めにはその年の「干支」にちなんだ本。他には多摩六都科学館の企画展示のテーマに合わせて「虫」、「ロボット」、「鉄道」など主に科学関連の分野で行ってきましたが、令和3年の秋には多摩六都科学館のミニ企画展「科学の本棚Ⅱ~科学と女性~」に連動して「ジェンダーを考える本」という社会的なテーマを取り上げました。各図書館の司書さんに子どもにも興味を持ちやすい素敵な本を選んでいただき、とても好評でした。

多摩六都科学館の展示

西東京市柳沢図書館の展示

今回は11月8日(火)から始まる「たまろくとウィーク」に合わせ、「多摩六都の地域が登場する本」をテーマに本を集めました。地域の自然や遺跡について書かれた本の他にも、おなじみの児童書や、有名な作家の小説やエッセイなど、「え?この本にもこの地域が登場するの!!」と担当者は選書リストを見て驚きながら準備を進めています。

多摩六都科学館では11月8日(火)から2階図書コーナーの一角で展示をスタートします。
5市各市では、小平中央図書館、東村山市立中央図書館、清瀬市立中央図書館、東久留米市立中央図書館、西東京市柳沢図書館で展示されます。
お近くを通った際には、ぜひのぞいてみてください。

※施設によって展示公開期間が異なります。ご了承ください。