4月21日(日)にピアノの解体をしました。
解体といってもバラバラにするのが目的ではなく、新しい展示物をつくるために行いました。
新しい展示では①弦の長さが一目でわかる ②弦を自由に叩ける ということを目指しました。
具体的には「弦(フレーム)」だけにするために、「鍵盤」「アクション機構」「響版」を外す計画です。
解体前のピアノです。
このピアノの最後の演奏をしました。
まずは蓋を外し、次は鍵盤を外します!
鍵盤を外すとこんな感じです。
鍵盤がなくなると一気に雰囲気がかわりました。
鍵盤がのっていた板も外してしまうと、弦が丸見えになりました!
弦の長さや太さ、本数など、音によって違うことが分かります。
アップライトピアノは小さく収めるために、弦が斜めに交差しています。
横にしてペダルを外しています。
響版を外すため、大きなネジを外しています。
これが一番大変なネジでした。
こんなマイナスドライバーあるの?というぐらい大きなネジでした。
頑張って外したのですが、真ん中の3本がどうしても動かず・・・・
響版を外すことはあきらめました。
外した部品たち。
今日は、みんなで何本のネジを抜いたか分からないくらい、
たくさんのネジを外しました。
改めて、ピアノってこんなにたくさんの部品からできているんだな!と思いました。
まっすぐな鍵盤ってないんだ。という発見もありました。
弦(フレーム)は現在まだ触れませんが、飾ってあります。
是非、自分の目で確かめに来てください!