ロクトリポート

ピアノの解体をしました。

4月21日(日)にピアノの解体をしました。

解体といってもバラバラにするのが目的ではなく、新しい展示物をつくるために行いました。
新しい展示では①弦の長さが一目でわかる ②弦を自由に叩ける ということを目指しました。
具体的には「弦(フレーム)」だけにするために、「鍵盤」「アクション機構」「響版」を外す計画です。

解体前!9

解体前のピアノです。

最後の演奏0

このピアノの最後の演奏をしました。

鍵盤はづし84

まずは蓋を外し、次は鍵盤を外します!

鍵盤の下8

鍵盤を外すとこんな感じです。
鍵盤がなくなると一気に雰囲気がかわりました。

弦が丸見え8

鍵盤がのっていた板も外してしまうと、弦が丸見えになりました!
弦の長さや太さ、本数など、音によって違うことが分かります。
アップライトピアノは小さく収めるために、弦が斜めに交差しています。

ペダルはずし

横にしてペダルを外しています。

響版はずし7

響版を外すため、大きなネジを外しています。
これが一番大変なネジでした。
こんなマイナスドライバーあるの?というぐらい大きなネジでした。
頑張って外したのですが、真ん中の3本がどうしても動かず・・・・

響版を外すことはあきらめました。

ピアノ部品1

外した部品たち。
今日は、みんなで何本のネジを抜いたか分からないくらい、
たくさんのネジを外しました。

改めて、ピアノってこんなにたくさんの部品からできているんだな!と思いました。
まっすぐな鍵盤ってないんだ。という発見もありました。

弦(フレーム)は現在まだ触れませんが、飾ってあります。
是非、自分の目で確かめに来てください!