ロクトリポート

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その20~

「真空管テルミン」が一応は音が鳴りました。
ここまでくるのには、多くの方にご協力頂きました。
特にご協力頂いた3名のボランティアさんをご紹介したいと思います。

まずは
金曜日班の桝井さんです。(桝井さん作の真空管アンプの展示の前で)

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桝井さんは、展示リニューアル(今年の3月)した時にボランティア会に入られました。
「真空管のアンプ」の製作や修理のプロです。
私は「真空管」にずっと興味はありましたが、なかなか手を出せなかったのですが、
「真空管スペシャリスト」の桝井さんがボランティア会に入会されたということで、
「真空管工作」に挑戦してみよう!と思い立ちました。
今回の挑戦のきっかけをつくってくださった方です。
また、秋葉原への買い物におつきあい頂き、真空管の動作チェック、実体図のチェックなどもしてもらいました。

つづいては
水曜班の和田さんです。(オシロスコープで電気信号チェック中)

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和田さんも、展示リニューアル(今年の3月)した時にボランティア会に入られました。
和田さんは、毎週、作業のお手伝いをしてくださいました。
細い導線を提供して頂いたり、
ストリッパーやワッシャーポンチなどの道具を貸して頂き、使い方指導もしてくれました。

最後に、
理科学習班の田辺さんです。(部品の調整をしてくれているところ)

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田辺さんは、ボランティアさんが毎月開催している「たまろくサイエンス☆ラボ」で
講師も担当してくださっています。
計算で理論的に設計し、更に、その設計通りに工作できるとても器用な方です。
田辺さんの作ったものは、本当に緻密なものが多く、見た目もとてもきれいです。
(「しくみラボ」の作品棚にも田辺さんの作品が飾ってあるので見てみてください!)
今回、なかなか鳴らなかったテルミンが音が出る様になったのは、田辺さんのお蔭です。
回路図を読み込み、さまざまな資料を調べ、ご自身でも計算され、的確なアドバイスをくれました。

実は、テルミンは一応、完成はしていますが、音色やノイズの点で
まだまだ改善の余地があります。
配線の仕方などで、田辺さんにはすでに何点かアドバイスを頂いてます。
これからも、改善していこうと思います。

サイエンスチーム ささき

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