展示室のオタマジャクシがカエルになり、館庭のビオトープ池に逃がしてから一か月と少し。
ビオトープ池のオタマジャクシも無事カエルになりました。その様子をリポートします。
【 4月9日 】
カエルになった展示室のオタマジャクシを逃がした日、ビオトープ池はオタマジャクシのままでした。
【 4月20日 】
後ろ足が生えてからビオトープ池に逃がしたオタマジャクシは前足が生えてきましたが、まだまだオタマジャクシのままです。ずっとビオトープ池にいるものは後ろ足も生えていない状態です。
【 5月4日 】
前足も生えたものが増えてきました。上陸準備のためか、池の淵にみんな集まっています。どこにオタマジャクシがいるかわかりますか?
黒いところ全部がオタマジャクシ! 何百匹というオタマジャクシが集まっています。水面から顔を出しているものもいて、上陸まであと少し。
【 5月7日 】
池の淵で水面から顔を出しているオタマジャクシがたくさんいました。
そして、展示室で育ったカエルたちを逃がしてから遅れること約1か月、ビオトープ池のオタマジャクシも無事にカエルになりました!
展示室育ちのものよりもしっぽが長い状態で上陸しているカエルが多く見られました。
それから10日ほどの間に次々とカエルになって上陸していき、2月下旬からにぎわっていたビオトープ池にオタマジャクシの姿は見られなくなりました。
周囲を探しても子ガエルの姿を見つけられませんでした。
【 5月17日 】
久し振りにまとまった雨が降った日、休憩室のガラスに何かがたくさんついていました。
黒くて小さいこの正体は・・・
上陸したときと同じ、人の爪ぐらいのサイズの子ガエルがたくさん集まっていました。
雨が強かったので、雨宿りできる場所を探して出てきたのでしょうか?
次の日の朝、晴れたので心配になって様子を見に行くと、何十匹もいた子ガエルは2匹だけになっていました。
思わぬことで子ガエル達の元気な姿を見ることができました!
これからも元気に成長して、卵を産みに戻ってきてほしいです。
自然チーム K