展示室5「地球の部屋」に新たに標本の展示を追加しました。
石質隕石「エコンドライト」です。
隕石を、何でできているかに注目して大きく分類すると、岩石質の「石質隕石」、ほとんどが鉄の「鉄質隕石(隕鉄)」、そして鉄の中に珪酸塩鉱物が入っている「石鉄隕石」に分けられます。
さらに「石質隕石」はコンドライトとエコンドライトに分けられます。
地球で見つかる隕石の約9割はコンドライトです。ですから、エコンドライトは比較的発見数の少ない希少な隕石だと言えます。
エコンドライトは「一度、天体になった隕石が砕けたもの」です。つまりエコンドライトは”星のかけら”です。
詳しくは、科学館に隕石の成因と分類についてのイメージ図を展示していますので、標本と合わせて是非見に来てください。
研究・交流グループ【地学担当】