徐々に秋の気配が高まる中、秋の木の実も色づいてきています。
今回は館庭のハナミズキとヤマボウシの実を紹介します。
ハナミズキとヤマボウシはどちらも同じミズキ科の植物です。葉っぱや花など全体の雰囲気はよく似ていて、ハナミズキは別名アメリカヤマボウシとも言われます。しかし、2種の実はまったく違うのです。
写真右がハナミズキ、左がヤマボウシです。
ハナミズキは葉っぱの上に実がつくのに対して、ヤマボウシは熟してくると垂れ下がります。
そして一番大きな違いは実の形です。
写真左がハナミズキ、右がヤマボウシです。それぞれ白く囲まれているところが1つの花だったところです。ハナミズキは1つ1つ独立しているのに対して、ヤマボウシはくっつきあって1つの実になっています。
ハナミズキは正門横のバス停側に、ヤマボウシはしくみの部屋のエレベーター越しに見ることができます。
来館の際にはぜひ館庭の植物にも注目してください。
インタープリターチーム K