ロクトリポート

ロクトの庭だより ~ビオトープ池の生きもの~

雑木林を伐採した後、駐車場の入口近くに新たにビオトープ池を作って約3年が経ち、今ではいろいろな生きものが見られるようになりました。
ビオトープ池を作った時の様子は過去のロクトリポート「新しいビオトープ池をつくっています」を見てください。
今回はそんなビオトープ池のまさに”今”見られる生きものを紹介します。

まずはオタマジャクシ。
3月上旬にヒキガエルが卵を産んだものが今オタマジャクシになって泳いでいます。

次にメダカ。
今は卵から産まれたばかりの小さなメダカから1cmくらいの少し成長したものも親メダカと一緒に泳いでいます。写真はまだ5mmほどのメダカです。

次はイトトンボ。よく見ると葉っぱの上に3匹止まっています。それぞれ縄張りを持っているので、たまに喧嘩をしています。

よく見るとヤゴの抜け殻も見つかります。ここから羽化してトンボになりました。

最後に植物。
ハスとスイレンが植わっています。葉っぱが丸いのがハス。葉っぱに切れ込みがあるのがスイレンです。
また、ハスは成長すると立ち葉という茎を水面より上に伸ばす葉が生えます。下の写真は現在ビオトープ池の前にある植木鉢に植わっているハスの立ち葉です。

ハスもスイレンもこれから花が咲きます。スイレンはすでに蕾ができているのでそろそろ咲きそうです。花が咲いた時には花の違いも紹介します。

最初は放流したメダカだけだった池に、いろいろな動物が集まってきました。
まだ弱弱しかったスイレンも順調に葉っぱを増やしています。
来館時にはぜひビオトープ池にも目を向けてみてください。

インタープリターチーム K