暖かい日が多かったからか、9月後半になってもまだチョウが飛んでいます。
今回は9月に入ってから館庭の花壇で見かけたチョウを紹介します。
まずはキアゲハ。マリーゴールドの花に来ていました。
一見ナミアゲハに似ていますが、前翅のつけ根が黒いのが特徴です。ナミアゲハの幼虫がミカンの仲間の葉を食べるのに対して、キアゲハの幼虫はニンジンなどセリの仲間の葉を食べます。
次はヒメアカタテハ。大きさはアゲハチョウよりも小さく、羽を広げたときの幅は5cmくらいです。
次はベニシジミ。大きさは3cmくらい。2匹並んで蜜を吸っていました。
最後にセセリチョウの仲間を3種類。大きさは2cmくらい。茶色く地味な見た目ですが、チョウの仲間です。
晴れた日はまだ花壇で花の周りをせわしなく飛んでいる様子が見られます。
来館時にはぜひ花壇にも目を向けてみてください。
インタープリターチーム K