ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編2022 【晩生(おくて)の大豆の収穫 その2】

農と食の体験塾 大豆編2022 前回の作業に続いて、11月1日(火)に大豆の収穫作業を行いました。

大豆は葉っぱが落ちて、大豆が鞘(さや)から弾ける前に収穫することが必要です。この日はは、くるみ豆、東京大豆、虎大豆、青梅在来、目黒、みすず、錫杖豆の「晩生(おくて)」7品種の大豆を収穫しました。

葉っぱが黄色くなって、落ちてくると収穫のサイン

今日も手島技術専門職員から丁寧なレクチャーを受けます。

前回の作業では、根っこから株を引き抜きました。今回は、1チーム3人に分かれて、ハサミを使って株元から切り落とします。この時期の大豆は、枝も太く、固くなているので、切るのも一苦労。
手島技術職員から、「株を寝かせると楽に切れます」という指導を受けてやってみると、ほんとだ!少し楽に切断できるようになりました。

枝がまるで「木」のように硬くて、太くなった枝を切ります。

収穫した虎大豆の様子。豆の表皮がしわになって、虎のような模様になります。

収穫した大豆は枝ごと乾燥用のネットに入れます。

20分ほどで作業を終了して、大豆栽培の振り返りタイムを設けました。

受講生からは、
・大豆がこのような形で収穫期になるとは知らなかった
・4ヶ月前の姿からは想像出来ない姿になった
・みんなと収穫できる喜びを知った
・品種の比較ができて面白かった
・一つ一つに名前があって違うなんて!
・土が素晴らしい!家の土とは違う
・こんな木のようになるなんて!我が家のは草です…
・春から変化する姿に驚きました!
・錫杖豆の姿にびっくり!
・初めて大豆の収穫までの姿が見れました
・収穫バサミがサクサク切れて楽しかった
などのほか、
みなさんにとって身近な大豆は「枝豆」であり、「大豆」の状態での収穫は初体験で楽しかった、貴重な体験だったという声が多く聞かれました。

最後に、ネットを乾燥用の温室に持っていき、干す作業を終えて今回の作業は終了です。

【おまけ】
収穫した錫杖豆があまりにも立派なので、みんなで写真を撮り合いました。

次回は、とうとう脱穀作業に入ります!