ロクトリポート

「0歳からのプラネタリウム」開催しました!

赤ちゃん大歓迎! 泣いてもOK! 0歳から3歳くらいのお子様とお楽しみいただく乳幼児向けプラネタリウム投影を開催しました。
広報スタッフによるリポートです。

これだけ沢山の赤ちゃんがプラネタリウムドームに揃うのは壮観!始まる前に、すでに泣き声も聞こえ始めています(^▽^)/

コロナ禍を経て4年ぶりとなった7月20日(木)の投影は、多摩六都科学館のスタッフも待ちに待った時間でした。当館の星空解説は生解説で行っているため「0歳からのプラネタリウム」も、お客さんの皆さんの反応、赤ちゃんの泣き声という反応に応じて進める、ライブ感たっぷりのプラネタリウムといえます。
全や健康にも配慮し、たくさんの赤ちゃんや、おうちのひとにお楽しみいただくことができました。

大きなドームに入ってみると、ちょっと暗い空間に泣き始めたり、ニコニコしたりじっくり見まわしたり、その様子はお子さんそれぞれ。
普段よりもちょっと賑やかで、微笑ましい光景です♪

プラネタリウムをはじめ、音楽ホールなど普段と違う空間に入ることは、小さなお子さんにとってはちょっと緊張することかもしれません。泣いてしまうお子さんも、ゴキゲンなお子さんも、少しでもプラネタリウムや星空に触れてもらい、さらには、おうちのひとも、日常から離れ星空をゆっくり楽しんでもらいたいと開催しました。

席に座ってしばらくすると、童謡が流れ始め、お子さんたちはニコニコモードに。
解説スタッフが「今日はどんなに泣いても大丈夫です。元気なみんなに負けないように、私も元気に頑張ります!」と優しい声で、プログラムが始まります。

全体が暗くなり星空が映し出されると、大人は「おぉ~」と驚きの声。同時にお子さんたちの泣き声も大きくなります。
月が大きく映し出されると、赤ちゃんも驚いたり喜んだりしている様子が、暗いドームの中でもわかります。

泣いてもOKの投影回ですが、お子さんがあまりに辛そうだったら、一旦外に出て休んでも大丈夫。スタッフが安全に配慮して外にお連れします。
こうして普段と全く違う雰囲気の中お話が進み、約30分間のプログラムは終了します。

明るくなって席を立つと、赤ちゃんは寝ていたり、泣きべそのお子さんも。お互いに笑いながら「泣いてたね~」「寝ちゃったよ」など、一体感のような不思議な雰囲気の中、笑顔になって会場を後にしていました。

当日は、赤ちゃんの兄弟・姉妹のお兄さんお姉さんも一緒に観覧していて、映し出された星を指さして楽しく見ている姿も見られました。その様子が赤ちゃんたちの数年後の姿に重なります。「大きくなって、また来てね」と、スタッフもお子さんたちの成長を楽しみ、お見送りをしました。

(スタッフ A.H)

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ご観覧いただいたお客様の声・会場の様子をご紹介

プラネタリウム、楽しめました♪」「赤ちゃん連れでも見られて良かったです」



ベビーカー置き場は大幅拡張!

授乳スペースや休憩スペースも設けました

入口前のホワイエには、5市(小平市・東村山市・清瀬市・東久留米市・西東京市)の子育て支援施設に関するパンフレットを揃えました

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「0歳からのプラネタリウム」<赤ちゃんといっしょに楽しむ乳幼児向けプラネタリウム>
2023年度は、12月22日(金)、3月19日(火)の実施を予定しています。
対象: 0歳から3歳くらいの乳幼児とそのご家族
※安全のため、お子様は着席またはお膝の上での観覧をお願いいたします。
※保育園・幼稚園などの団体の予約はできません。
※乳幼児をお連れでない方の観覧はお断りする場合があります。

「おもいやりプラネタリウム」<赤ちゃん連れでも安心な一般向けプラネタリウム・大型映像>
次回は9月20日(水)の実施を予定しています。障がいのある方やそのご家族、乳幼児をお連れの方も安心して入れる投影回です。どなたでもご観覧いただけます。内容は平日に上映している大型映像とプラネタリウムのプログラムで、幼児用の投影ではありません。乳幼児をお連れの方専用の投影回ではありませんので、ご注意ください。