ロクトリポート

【大学生インターンによるレポート】夏の特別企画展

みなさんこんにちは!

現在、多摩六都科学館では夏の特別企画展『魚の口~食べるは生きる~』を開催しています。この企画展では「食べる」をテーマに魚の口や、歯の形、どんなものを食べているのかたくさんの展示で紹介しているのですが…

今回のリポートでは私がとても興味を惹かれた【プランクトンを食べる魚】に着目して紹介していきます。

紹介するのは「プランクトン」の1つのエリアのみですが、涼しげで可愛らしいデザインのパーテーションの仕切りで分けられたエリアは全部で3つあります。
それぞれ「プランクトン」「肉」「藻」とどんなものを食べるのかによって分けられていて、パーテーションのデザインも一つ一つ違うので、ぜひぜひ注目して見てみてください!!

では、パーテーションを通っていくと奥に見えるのが今回の目玉!

【ジンベエザメとマイワシの大群のペーパークラフト】です。ジンベエザメは大きくて見応えがありますが、1つ1つ繊細につくられたマイワシの大群も圧巻です。

↑マイワシは口を開けているのがいたり、いなかったり…。一体何をしているのでしょうか?
(会場にいるオレンジの上着を着ているスタッフに聞いてみると分かるかも!?)

ここでみなさんに気が付いてほしいのが、この小さなマイワシも大きなジンベエザメどちらも同じエリアにいること、つまり、どちらもプランクトンを食べているということです!

マイワシは小さいので、それに見合うサイズのプランクトンを食べているのは納得しやすいですよね。でもジンベエザメは魚類の中で世界最大種と言われ、最近では全長20メートル、重さ35トンの巨大なジンベエザメが記録されているぐらいにとっても大きいです。それにサメは基本的に肉食で大きな獲物を食べていることが多いのに、ジンベエザメは小さなプランクトンが主食というのはとても不思議です。

夏の企画展『魚の口~食べるは生きる~』では、他にもたくさんの魚が紹介されています。魚によって食べるものも食べ方も、そしてそれによって口の中も違っていたり…実は共通しているものがあったり…と新しい発見ができるかもしれません。ぜひ企画展に来て魚の不思議を見つけてみてください。

大学生インターン S