ロクトリポート

ロクトの庭だより ~植え込みの樹木~

12月になり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
今回お伝えするのは、以前若い実を紹介した植え込みの樹木の今の様子です。
(若い実の様子は「ロクトの庭だより~植え込みの樹木の若い実~」をご覧ください。)

まずはコブシ。実の外側の黒くなった皮が残っていますが、中の赤いタネはなくなっています。ヒヨドリなどがよく来ているので、鳥に食べられたと思われます。

次はヤマボウシ。実はなくなっていますが、紅葉が進んで、葉っぱが鮮やかに色づいています。写真上は11月25日、写真下は11月30日、たった5日で紅葉が進んでいることがわかります。

次はマンリョウ。こちらは緑だった実が赤く色づきました。

最後にアラカシ。こちらもドングリがなっています。よく見ると木に帽子(殻斗)だけ残っていたり、地面にもたくさんドングリが落ちています。

これから本格的な冬に向けて、樹木は葉っぱを落とすものと葉っぱが残るものにわかれます。それぞれの葉っぱがどうなっているのかにも、来館したときは注目してみてください。

インタープリターチーム K