多摩六都科学館では令和6年6月7日より、当館を運営する5市(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)に所在する大学の学生及び同5市に居住する大学生を対象とし、新たなロゴマークの募集を行いました。皆様よりの多数のご応募、誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。
予想を超える数のご応募があり、その完成度の高さから選考にお時間をいただく形となりました。当初の予定から遅れての発表となり大変申し訳ございません。
選考委員一同すべての応募作に目を通し、厳正なる審査を経て最優秀作1点を決定いたしましたので、ここに発表いたします。
最優秀賞受賞作(ロゴマーク採用)
Studio.mofe様は西東京市を中心にデザインの制作活動及び地域活動の支援を行っている団体です。「ささやかなものづくりを通して、まちと人をつなげていく」というミッションを掲げ、地域の皆様の活動のサポートとなるようチラシや名刺等の制作物及びアイデア提供を行っています。今回はそのうち3名の大学生の方が合同で応募してくださいました。
・デザインコンセプト(Studio.mofe様より)
〈デザインのテーマ〉
①宇宙飛行士の足跡
天文に関するワークショップが盛んな科学館であることから、子供達の天文への興味の原体験・第一歩になることに思いを馳せ、宇宙飛行士の足跡を模した、縞模様の楕円形を採用しました。月面着陸・新たな発見の象徴としてこの形を扱うことで、ここへ訪れた未来の科学者たちが、まだ見ぬ科学を切り拓くことを期待します。
②二つの円形の白抜き
科学館の象徴とも言えるドーム型の外観、そして月面から見る地球の姿を模して、二つの円形を重ねた白抜きをデザインにしました。上記の月面着陸のイメージともつなげて考えました。
〈デザインのポイント〉
①単色デザイン
都度色を変更し、様々な紙面・画面に掲載しやすいよう、単色のデザインにしました。広く活用されるロゴを目指しました。
②中心の白抜き
ロゴの中心に白抜きを設けることで、文字を付け足すことができます。30周年の記念ロゴとしての活用がしやすいよう工夫しました。
・選定理由
・シンプルで伝わりやすいデザイン
・「ロクト」の文字がはっきりと見えやすく、わかりやすい
・シルエットが宇宙飛行士の足跡の他、サイエンスエッグ等様々なものを想起させる
・複数のカラーバリエーションが用意され、配色を変更しての運用がイメージしやすい
・30周年の表記が付け外し可能で汎用性が高い
優秀賞
また、惜しくも最優秀賞とはならなかったものの、最終選考にまで残った5点について、優秀賞として選定いたします。
優秀賞(5点)
佐藤朱里 様 個人 武蔵野大学
周田千尋 様 個人 武蔵野美術大学
巻嶋幸帆 様 個人 武蔵野大学
山下マナト 様 団体 東京都市大学 西東京市(代表者)
ゆうき 様 個人 西東京市
(50音順)
最優秀作に選ばれた方には賞金10万円と賞品として当館入館券10枚を、優秀作に選ばれた方には賞品として当館入館券5枚をお贈りいたします。
この度は皆様よりの多数のご応募、誠にありがとうございました。