ロクトリポート

2016年版 旧東大農場で農業体験!~(1)タネ蒔き編~

今年も始まりました!「旧東大農場で農作業体験!農と食の体験塾」。
今年で3年目になりました。
東京大学付属生態調和農学機構(旧東大農場)の圃場での大豆栽培を通して、東大生態調和農学機構が目指す「生態調和型農業」について、共に考えていく農作業体験プログラムです。

5月末のオリエンテーションでは、「日本の豊かな食をさらに豊かに」といタイトルの講義を受けました。
実際の農作業は6月14日が初日でした。
今年は昨年と同じ13品種(タチナガハ、エンレイ、あやみどり、すずろまん、黒千石、虎大豆、五葉茶豆、鞍掛大豆、錫杖豆、東京八重成、比丘尼、目黒、小笠原在来)に、新たに「借金なし」を加えた14品種を栽培します。

最初の作業は畝立て。
平らな圃場(ほじょう)にタネを蒔くための畝(うね)を立てていきます。
まず、畝を立てるための目印の線を引きます。
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圃場の反対側にも人がいて、交互に紐を引いて地面に跡を付けます。
2人の息を合わせて紐を引かないとうまく跡が付きません。これが意外と難しくコツが必要でした。

跡が付いたらいよいよ鍬(くわ)を使って畝を立てていきます。
お手本を見せてもらってから作業開始。
紐でつけた跡に直角に足を出して土をすくい、畝になる部分にかぶせていきます。
広い圃場を手分けして作業を行いました。
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畝を立てたら次はタネを蒔く場所に同じように紐で線を引きます。
今回は60cm間隔で印を付けました。
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線が引けたらタネを蒔いていきます。
品種ごとにタネを蒔くための穴を開ける人、タネを蒔く人、蒔いたタネに土をかける人と役割分担をして作業を進めます。タネは1つの穴に2粒まきました。

タネを蒔いたら最後の作業。
鳥にタネから出た芽を食べられないようにネットをかけます。
鳥は地面から出たばかりの芽が大好きなので、ネットをかけないとすべて食べられてしまうこともあるそうです。
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これで今日の作業は終了です。
元気な芽が出ますように!

自然チーム K